【活動報告】山仕事の基礎を学ぶ「ひた森勉強会2025」今年もスタート!(第1回)

2025年10月18日、今年も「ひた森勉強会」がスタートしました。場所は2023年、2024年と同じく田来原美しい森づくり公園 。朝10時の開始に合わせ「日田で林業に就職したい」「農業をやっていて林業にも興味がある」「林業を盛り上げたい」「林業関係者とつながりたい」という参加者が、続々と集まってきました。

参加人数は、例年よりも大幅に増えて22名に。日田市内だけでなく福岡や宮崎など多様な地域から集う参加者には、「造林育林を新規ではじめたいと思っている」という具体的なイメージを持つ人も。

意欲あふれる空気が流れるなか、ひた森の担い手づくり協議会の諌本会長が「山があって、木があって、仕事をさせてもらっている。けれど、すべてが再造林されているわけではありません。だからこそ、担い手を増やしたい」と挨拶し、会がスタートしました。

「山仕事とは何か?」をレクチャー

 

「林業を知る座学」座学では、林業女子として活躍するマルマタ林業の清水さんが、「山仕事とは何か」「仕事としての造林育林とは」「日田の森で働く魅力」といったポイントをレクチャー。

「最初の1〜2年は汗がかけなかった」「夏場は500 mlペットボトルを5本飲んでいた」「冬は弁当が凍りそうになった」など、現場でのリアルな日常を率直に語り、「先人への感謝」「山を壊さない丁寧な仕事」「安全性」など、山で働くための重要な心得を共有しました。

続く交流ランチでは、恒例の炭火焼きで大山川でとれた鮎を塩焼きにし、きのこたっぷりのかしわめしをたのしみながら、参加者や講師が交流。市外からの参加が多い今年は、多様なバックグラウンドを持つ参加者の個性も光っていました。

昼食後は、山歩きプログラムへ。マルマタ林業の合原万貴さんが語る森の特徴や植生に耳を傾けます。おだやかな森を歩きながら感じる癒しも、山仕事の魅力といえます。

平均年収や働き方、移住支援まで語り合う個別相談会

 

最後は日田市森林組合、日田郡森林組合、トライウッド、江藤策道、九州木材市場、マルマタ林業、ひた森の担い手づくり協議会という日田市内の林業事業体7社がテーブルにわかれ、「移住定住に関する日田市等の支援策の紹介」「個別相談会」を行いました。

参加者は各テーブルをめぐりながら具体的な質問を投げかけ、各社が回答。植え付け・直営・請負など働き方の実情、若手確保の難しさ、安全・体力・経験の必要性などのリアルな声も共有されました。

例えば、日田市森林組合からは、「植える人120名・直営12名。造林班がもっと必要」「いつ切ろうが、いつ帰ろうが自由だが、自分に厳しい人じゃないと続かない」という率直なコメント。マルマタ林業のテーブルでは、女性参加者に向けて、「女子は筋肉が落ちやすいから月1で登山しています」という林業女子ならではのアドバイスが語られていました。

20代から50代まで、女性の参加者も多い今年度のひた森勉強会ではこの後、フィールドを現場に移した実践研修と日田林業をめぐるバス研修が開催されます。

最新ニュースや活動報告は公式SNSもご覧いただけます
上部へスクロール